岡田米山人 羅漢図

この作品について

岡田米山人は江戸時代の画家です。
学問を好み、独学で南画や黄公望や米芾、文徴明などから絵を学びました。
独特の作風は、要約された構図に簡略な筆致、清澄な色感が相まって、同時代の南画家とは一線を画します。
一種独特の奇矯感が漂い、ユーモアのある画風で人気がある江戸期の絵師です。

作品は人気が高い十六羅漢図です。
人物の特徴を巧みに描き分け、面白みに溢れた仏画は江戸時代ならではの風潮といえます。
こういった図像の作品は近代作品では見当たらないため、蒐集の対象として求められています。
やはり古いお品は状態が悪い場合が多いのですが、出来のよいお品はできるだけご評価しております。

古いから、状態が悪いからと諦めずに、一度お電話ください。
もちろん、修理などには出さずそのままの状態で相談しましょう。