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程十髪（ていじゅっぱつ）

中国画家

生没： 1921年~2007年

程十髪は中国海派の画家。書家。イラストレーター。

名は潼、室名は歩鯨楼、不教一日閑過斎、のちに三釜書屋、修竹遠山楼。

人物画、花鳥画、山水画を描く。特に人・花鳥作品に独特の世界観を織りなす。
挿絵や挿絵デザイン、連環画、年画などに造詣が深く、魯迅の小説《阿Q正伝》のために制作された挿絵画は有名である。

書の技法では、秦漢の木簡や懐素の狂草に学び、草書、篆書、隷書を結合した独特な書法を生み出した。

1952年上海人民美術出版社に入社。1956年上海画院の仕事に参加しながら絵画教師を任される。
中国画壇著名国画大師であり、上海美術家協会会副主席を歴任。
長く上海画院院長を任され、芸術視野を絶えることなく開拓した。