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田中敦子（たなか　あつこ）

現代アート

生没： 1932年- 2005年

田中敦子は、戦後の日本の前衛芸術グループ「具体美術協会」の主要メンバー。画家。美術家。

大阪市立美術館付設美術研究所に学ぶ。
1955年、後に夫となった画家の金山明の助言をうけ、白髪一雄、村上三郎らとともに「具体美術協会」へ加入。

作品は抽象画、彫刻、パフォーマンスの他、布に数字を書き、一旦裁断し再びつないだ作品や織物、ドアベル、電球などの日用品をもちいたインスタレーションなどがある。

フランスの美術批評家ミシェル・タピエから高い評価を得て、欧米で広く紹介された。アメリカで開催された「日本の新しい絵画と彫刻展」に出品した作品が、ニューヨークの近代美術館のコレクションとなるなど、国際的にも評価されている。